ミックスはトラックダウン(TD)とも呼ばれます。作業の内容は、曲の中のそれぞれの楽器の音量調整、音質調整を行い意図する方向に作り上げていきます。分かりやすく解説するために料理に例えてみますと、調理作業にあたります。レコーディングを素材集め、下ごしらえとすると調理にあたるミックスダウンがいかに重要なのかがお分かりになると思います。さらに、ラーメンに例えてみます。昔ながらの製法で、一切化学調味料を使わない作り方もあれば、カップラーメンだってあります。固形調味料を使った手軽に本格的なものが作れるものもありますし、つけ麺、トマトラーメン。みたいな新しい考えのラーメンだってあります。ミックスも全く同じと言っても過言ではないと言えます。仕上がりが全てです。私がキャリアをスタートさせた20年前からすると環境は大きく変わり、誰でも気軽に音源を製作することができるようになりました。でも、なぜプロのようなサウンドに仕上がらないのでしょうか？これも料理に例えてみると分かりやすいのですが、チャーハンを例に挙げてみます。料理本を見るとレシピはいくらでも容易に見つけられます。本の通りに作ってみたのになぜ中華料理店で出されるチャーハンのようにならないのでしょうか？それには幾つかの理由が考えられます。まずは火力が違うということ。調理道具が違うということ。経験が違うということ。でしょうか。もちろんまだ様々な要素が重なると思いますが、レコーディングの世界も同様、レコーディングスタジオにはいい音を作るための要素が揃っています。

八幡スタジオではアウトボード、プラグインソフトを数多く取り揃えて、様々なジャンルやニーズに対応できるようにご用意しております。そして何と言っても、日本に１台しかない、カスタマイズされたビンテージNEVEコンソールでミックスもできるというメリットがあります。DTMを使ってご自身で録音したDATAのミックスも喜んでお手伝いしますので、何なりとご相談ください。